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【東日本大震災7年】安心に全力、復興へ決意 千葉

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【東日本大震災7年】
安心に全力、復興へ決意 千葉

 東日本大震災から7年を迎えた11日、津波などで14人が死亡、2人が行方不明となっている旭市で県市合同の追悼式が営まれたのをはじめ、県内各地でも犠牲者の冥福を祈り、震災を語り継ぐための催しが行われた。

 旭市横根のいいおかユートピアセンターでは、県との合同追悼式が今年も営まれた。遺族22人を含む233人が参列。地震が発生した午後2時46分から1分間の黙祷(もくとう)をささげ、献花を行った。

 式辞で森田健作知事は、犠牲者に哀悼の意を表すとともに「震災から得られた教訓を決して忘れることなく、災害に強い千葉県づくりに向けて全力で取り組むことを誓う」と述べた。旭市の明智忠直市長も「これからも安全・安心を最優先に、10年先、20年先を見据えたまちづくりのため市民一丸となって取り組んでいく」と復興への決意を述べた。

 「震災の記憶」として、当時中学3年生だった地元出身の若者でつくるトリプルアイプロジェクト代表の大木沙織さん(22)は、進学した神奈川県内の大学では友人らが旭市の被災を知らなかったことや、東北でのボランティア活動に10回ほど参加した経験から、震災を忘れず防災意識を高めるため立ち上げた同プロジェクトへの思いを披露。「地元を離れたからこそ気づけたことを生かし、いつか旭市に戻ってきて街を盛り上げていきたい」と力強く語った。