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【東日本大震災7年】タワーへ高台へ 津波避難、静岡県内19市町で10万人訓練

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【東日本大震災7年】
タワーへ高台へ 津波避難、静岡県内19市町で10万人訓練

津波避難訓練で津波避難タワーに登る住民。(上)頂上では県警ヘリコプラ-に手を振り救助要請も=11日午前10時、静岡市清水区三保(吉沢智美撮影) 津波避難訓練で津波避難タワーに登る住民。(上)頂上では県警ヘリコプラ-に手を振り救助要請も=11日午前10時、静岡市清水区三保(吉沢智美撮影)

 東日本大震災の発生7年を迎えた11日、県内の沿岸部に接する19市町では、南海トラフ巨大地震を想定した津波避難訓練があり、住民や自主防災組織の関係者ら約10万人が参加した。大津波から生き延びるためには…。訓練では避難タワーや高台への避難経路の確認、時間の検証などが重点に置かれ、参加した住民らは真剣に取り組んでいだ。

 静岡市清水区三保では、2月に完成したばかりの津波避難タワーに向けて、近隣住民らが訓練。午前10時3分、津波警報のサイレンが鳴り、「大津波警報。ただちに避難してください」の緊急放送。住民88人が5~10分かけ、海抜7・5メートルの避難タワーの階段を駆け上った。タワー頂上では、持参した白いタオルなどを振り、約150メートル上空の県警ヘリコプターに救助を要請する訓練も実施した。

 津波避難タワーの完成前は、避難場所まで徒歩15分以上かかったという近くの桑原令子さん(78)は「最近膝を手術して上るのは大変だけど、以前より(避難するには)楽になった」と話していた。

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