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「対北、まず圧力を」西岡力氏講演 安易な対話に警鐘 静岡

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「対北、まず圧力を」西岡力氏講演 安易な対話に警鐘 静岡

 保守系市民らで構成する「日本をよくする静岡県民の会」(長谷川久男会長)は11日、朝鮮半島情勢に詳しい麗澤大学の西岡力客員教授を招き、静岡市内で「緊迫する朝鮮半島情勢と日本」と題する講演会を開いた。西岡氏は「まず(北に)圧力をかけ、その後に対話がある」と持論を展開し、安易な対話作りの様相に警鐘を鳴らした。

 西岡氏は北朝鮮拉致「救う会」会長でもあり、講演では自らの活動を通して、政府の認識や被害者家族らの心情など、拉致問題の表裏の実態を披露した。

 朝鮮半島情勢に関しては「(北の開発する)核兵器の威力は、広島の原爆の10倍に達している」とした上で、北朝鮮に対して「経済制裁など実行していくことがまず必要。対話ができるとすればそれからだ」と述べた。

 聴講の70代男性は「拉致問題は一日も早く解決してほしい。核問題についても危機感を持たなければならない」と話していた。

 同会は「安全保障など無自覚な日本人が多い現状を正そう」と平成22年に立ち上げ、会員は約230人。長谷川会長(77)は「講演会活動など(正しい教育)を通じて日本を良くしていきたい」と意気込む。