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被災地女性の手作り、着物再利用でバッグ 草津で展示・販売イベント

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被災地女性の手作り、着物再利用でバッグ 草津で展示・販売イベント

 東日本大震災で被災した地域に住む女性らが着物を再利用して作った小物入れやバッグなどを展示、販売するイベント「被災地の女性手仕事作品展」が11日から、草津市大路のエルティ932で開かれる。

 会場には大島紬(つむぎ)の着物から作った洋服や、オレンジ色の帯から作ったバッグなど432点が並び、売り場を鮮やかに彩っていた。

 作品展は、震災で仕事を失った女性たちの心を和ませるとともに収入源を提供しようと、同施設内の店舗で作る「エルティ・ガーデン商店会」が平成28年から毎年実施している。

 商店会が使わなくなったウールと木綿の着物を募り、「被災地の女性手仕事プロジェクト」(岩手県一関市)に送付。震災で被害を受けた宮城県気仙沼市から岩手県大船渡市までの三陸海岸沿いに住む女性ら約10人がバッグやカードケースなどに仕立てた。

 昨年は滋賀県から約700着の着物などが送られたという。

 同プロジェクト事務局の石森治さん(58)は「滋賀県からは全国で最も多くの着物をいただいており、感謝している。訪れた方が被災地に思いを寄せていただくきっかけになれば」と話していた。会場では使わなくなったウール・木綿の着物の寄付も受け付ける。

 午前10時から午後8時。13日まで。問い合わせは同会(電)077・565・0932。