産経ニュース

乗るだけで笑顔… 「黒の助」バス登場 岡山

地方 地方

記事詳細

更新


乗るだけで笑顔… 「黒の助」バス登場 岡山

 夢二郷土美術館(岡山市中区)が“お庭番”として黒ネコを飼育し、看板の一つにしていることにちなみ、JR岡山駅から同館を結ぶ直行バスに黒ネコをデザインしたラッピング車両が導入された。

 同館は郷土が生んだ美人画の巨匠・竹久夢二がテーマ。夢二作品に黒ネコが登場することが縁で、一昨年にスタッフが近くで保護した黒い子ネコを引き取り「黒の助」と命名。約1年前からキャラクター化してPRに役立てている。

 バスは同じ両備グループ内の岡山電気軌道が運行。「夢二黒の助バス」と名付け、岡山出身のデザイナー、水戸岡鋭治氏が白が基調の車体外部にさまざまなポーズの「黒の助」49匹、内部に38匹を配し、座席にも無数に描き込んだ。改装費は計約900万円。

 同軌道には降車ブザーを押すとネコの鳴き声が出る路面電車やバスが導入されているが、今回の車両でも愛らしい「ニャー」という音声が出る。

 両備グループの小嶋光信代表は「乗るだけで笑顔になる仕掛けを目指した。最近増えている台湾のお客さまにはネコ好きが多いと聞くので、ぜひ乗車してもらいたい」と話していた。

 バスの岡山駅-後楽園・夢二郷土美術館前線は、平日で上下線あわせ計26便あり、うち14便で「黒の助」のバスが使用される。運賃は片道140円。