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津波で流出の写真の返却会開催 仙台

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津波で流出の写真の返却会開催 仙台

 東日本大震災の津波に流され、仙台市の宮城野、若林両区の沿岸で拾われた写真や名前が書かれた文房具などの物品を持ち主の元に返すボランティア団体「おもいでかえる」の返却会が、9日から仙台市宮城野区の同区中央市民センターで始まった。月曜日を除く21日まで。

 同団体によると、プリクラを含む写真16万枚が展示されている。今までに写真11万枚ほか、約2千点の物品を返却してきた。理事の丹野ゆみさん(50)は「7年がたった今だからこそ、震災に向き合うことができるかもしれない。心当たりがある人は訪れてほしい」と話した。若林区で津波被害にあった会社員、佐藤雅之さん(45)は家族やペットの写真を探しに訪れ、「残念ながら写真はなかったが、取り組みには感謝している。来年も来たい」と話した。