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タンカー沈没で奄美のサンゴ調査、油付着確認されず

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タンカー沈没で奄美のサンゴ調査、油付着確認されず

 東シナ海で沈没したタンカーから油が流出した問題で、環境省は、油状の固まりが漂着した鹿児島県・奄美大島の海岸でサンゴを調べた結果、油の付着は確認されなかったと発表した。

 油の漂着が比較的多い西海岸など6カ所で、目視や水中ロボットカメラなどで調査した。いずれの場所でもサンゴや海草など海中の生物に油の付着はなかった。

 環境省は、島内4カ所で大気も分析した。重油に含まれる成分のベンゼンやトルエン、重金属類などの濃度は、いずれも環境基準値以下か全国平均と同程度だった。

 タンカーが1月に東シナ海の日本の排他的経済水域で沈没した後、鹿児島県や沖縄県で油の漂着が相次いだ。第10管区海上保安本部によると、奄美大島に漂着したものがこのタンカーから流出したかどうかは分かっていない。