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大阪府内初「ママスクエア柏原店」オープン ガラス越し子供見守りながら、お母さん働いてるよ 

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大阪府内初「ママスクエア柏原店」オープン ガラス越し子供見守りながら、お母さん働いてるよ 

 人口減少対策と若い世代の定住を進めるため、大阪府柏原市が整備を進めていた子供を見守りながら働くことのできる拠点「ママスクエア柏原店」がスタートした。設置場所は市立勤労者センター(同市大正)で、当初の勤務態勢は11人だが、今後は約30人規模に拡大するという。市は平成29年度の新規事業として一般会計補正予算案で3521万円を計上していた。

 今回の事業は「ママスクエア」(本社=東京都港区)と実施。柏原市では同センター2階の約150平方メートルに、パソコン30台やデスクが置かれたワーキングスペース、保育士らが子供たちを見守る託児スペースなどを設置した。

 母親たちは企業の依頼を受け、電話での問い合わせ対応や市場調査などを行う。働く場所からガラス越しに子供たちが見える工夫が施されており、仕事をしながら子供たちの見守りができる。同社は首都圏を中心として約20店を展開。近畿圏では奈良県葛城市や神戸市などにも進出しており、府内では柏原店が初となる。

 昨年初当選した冨宅(ふけ)正浩市長は、開店を祝って行われた内覧会の冒頭で「子育て支援だけでなく、女性の社会進出にも大きな力となる」と述べ、期待を寄せた。同社の藤代聡社長も「働きやすい柏原市、住みやすい柏原市の中の一助を担っていけるように頑張りたい」と力を込めた。

 柏原市の人口は6万9999人(平成30年2月末)で、9年12月末のピーク時(8万286人)と比べて減少している。こうした背景もあり、冨宅市長は人口減少対策として「子育て中の女性が、子育てと仕事の両立ができるような環境整備を進めたい」としていた。