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伊賀で初瀬街道まつり ぽかぽか「阿保宿」江戸の風情再現

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伊賀で初瀬街道まつり ぽかぽか「阿保宿」江戸の風情再現

 4日の県内は4月並みの春らしい陽気となり、江戸時代の風情を残す初瀬街道の旧宿場町「阿保(あお)宿」(伊賀市阿保)では、「初瀬街道まつり」を楽しむ人たちでにぎわった。

 阿保宿は、お伊勢参りが盛んだった江戸時代には30軒ほどの旅籠(はたご)があったとされ、同まつりは当時の繁栄や魅力を知ってもらおうと始められた。今年で13回目。

 この日は、約400メートルの旧街道筋を歩行者天国にし、旅籠だった住宅にかつての屋号が入ったのれんを飾るなど風情を再現。特産品などを販売する約40軒の露店が並び、街道の若戎酒造では、しぼりたての甘酒やかす汁が振る舞われた。

 主会場の市役所青山支所前では、青山太鼓保存会の和太鼓演奏や奥鹿野獅子神楽奉賛会の獅子神楽、青山中学校の生徒による吹奏楽コンサートなどがあり、春らしい陽気の中で多くの人たちが芸能や音楽を楽しんでいた。

 主催した阿保地区住民自治協議会の岩野寛さん(68)は「まつりは年々知られるようになり、昨年より多くの人が来てくれた。地域が衰退していく中にも、交流の輪が広がっている」と話していた。

 気象庁によると、この日は、伊賀市(最高気温21・3度)、亀山市(同19・4度)、四日市市(同17・7度)などで今年最高を記録した。