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29年産米の食味ランキング 「いちほまれ」特A評価 本格生産・販売へPR強化 福井

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29年産米の食味ランキング 「いちほまれ」特A評価 本格生産・販売へPR強化 福井

 県が全国トップブランドを目指す県産ブランド米「いちほまれ」が、日本穀物検定協会が発表した平成29年産米の食味ランキングで最高ランクの「特A」の評価を得た。今年からいちほまれを本格生産、販売するとしている県は昨年試験販売した首都圏に加え、関西圏や中京圏にも販路を拡大するためPRを強化する方針だ。

 今回の食味ランキングでは県産のコシヒカリが6年連続、あきさかりが3年連続、ハナエチゼンが5年ぶり(2回目)に特Aに入り、4品種が同時に最高評価に輝いた。いちほまれは試験販売だったため今回は「参考品種」として評価されており、県は「30年産から本格販売し生産量を増やし、将来、特A評価を定着させたい」としている。

 県福井米戦略課によると、いちほまれの生産量は昨年約600トンだったが、今年は約3千トンを計画している。評価を定着させるには1万トン以上の生産量が必要で徐々に増やす考えだ。

 西川一誠知事は「特A獲得は本格生産、販売に向けた大きな弾みとなった。いちほまれをはじめ県産米全体のさらなる評価向上に努めたい」とコメントした。

 4品種が同時に「特A」の評価を獲得したのは、26年の山形県以来2県目。

 一方、県は、いちほまれのブランド化事業として30年度予算案で1億6千万円を計上。県と県JAグループでつくる「ふくいブランド米推進協議会」が主体で、テレビCMの放送や販売イベントの開催、大都市の百貨店や高級スーパーへの営業活動、コンシェルジュ(販売専門員)の派遣などを行う方針だ。