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津山ゆかりの赤穂浪士慰霊 徳守神社で「三士祭」

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津山ゆかりの赤穂浪士慰霊 徳守神社で「三士祭」

 「忠臣蔵」として知られる赤穂浪士四十七士のうち、津山市などにゆかりのある三士を慰霊し、顕彰する「三士祭」(市観光協会主催)が命日の1日、徳守神社(同市宮脇町)で、昨年に続いて行われた。

 三士は、津山藩から赤穂藩に仕官した神崎与五郎(1666~1703年)と茅野和助(1667~1703年)、作州地域出身とされる横川勘平(1667~1703年)で、主君の仇討ちのため、元禄15(1702)年12月に吉良上野介邸に討ち入り。その後、幕府の裁きで翌年2月4日(新暦3月1日)に切腹した。

 茅野和助に関しては平成23年、家族に宛てて書かれた自筆の遺書とみられる手紙が市内で発見されており、また、神崎与五郎については、討ち入り前に詠んだとされる歌碑が同神社境内にある。

 同歌碑前で行われた神事では、市民や市職員、観光関係者ら約30人が参列。代表者が玉串を捧げるなどし、祭り主の竹内佑宜・同協会会長は「三士を主人公にした小説『森家の討ち入り』が昨年12月出版されたばかり。忠義の士がいた津山ということを誇りとし、三士祭を続けていきたい」などとあいさつ。

 参列した茅野和助の兄、加太夫の子孫にあたる茅野大治さん(83)は「昨年に続きこのような会を開いていただき、感謝している。元気な限りこれからも参列したい」と話した。