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通学支えた船長に感謝 小豆島中央高統合後初の卒業式

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通学支えた船長に感謝 小豆島中央高統合後初の卒業式

 香川県小豆島町に昨年春に新設された県立小豆島中央高校で1日、初めての卒業式が行われ188人が学舎を巣立った。式を前日に控えた2月28日には土庄町の豊島からフェリーを利用して通学した5人の生徒が船長に感謝の花束を贈った。

 5人は、豊島を経由して宇野(岡山県)-土庄間で運航する小豆島豊島フェリーの「フェリーてしま」(365トン)を土庄港で迎え、井手友昭船長(49)に「ありがとうございました。後輩たちもよろしくお願いします」と花束を手渡した。

 井手船長は、学校の統合を経験しながら懸命に通学する生徒らの姿が印象にあり「よく頑張った。おめでとう」とはなむけの言葉で前途を祝福した。

 それぞれに進学や就職でふるさとを後にする5人。代表して小島郁海さんが「船長には温かく見守っていただき、感謝します」と話していた。

 また、同校では3分の1を超える生徒がバスで通学していることから、3人の生徒が代表して、小豆島オリーブバスの運転手にも同様に花束を贈って安全運転に感謝した。

 同校は小豆郡内にあった土庄高と小豆島高の統合校で、感謝の花束贈呈は旧土庄高の伝統を引き継いだ。