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岩手大・岩手銀が学内保育所 国立大・地銀連携で全国初

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岩手大・岩手銀が学内保育所 国立大・地銀連携で全国初

 〈岩手〉岩手大(岩渕明学長)と岩手銀行(田口幸雄頭取)が協力して整備した保育所「がんちゃんすくすく保育園」が1日、盛岡市上田の同大構内に開園した。国立大と地銀が連携して、学内に保育所をつくったのは全国で初めて。

 同保育所の設置構想は、同大が男女共同参画に関する協議の中から浮上。同行に話を持ちかけ実現した。

 同保育所は木造平屋で、延べ面積は約140平方メートル。昨年10月に着工、この日の開園にこぎつけた。建設費は約5100万円。うち約3千万円は国の企業主導型保育事業費助成金を活用した。定員は12人で、預かる子供は原則として同大教職員か同行行員の就学前の乳幼児だが、学生の子供も想定に入れた。運営は同市の社会福祉法人が行う。

 開園セレモニーで、岩渕学長は「女性が働き続けるにはどうあるべきかを考えた。こういう仕組みが県内のいろいろな職場に波及していくことを期待している」と述べた。7カ月の長女を預けるという同大の女性事務職員は「4月から職場復帰するが、不安だった。ここなら万が一のとき走って来られる。非常にありがたい」と喜んでいた。