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福井県、大雪からの回復PR 観光シーズンへ元気な姿発信

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福井県、大雪からの回復PR 観光シーズンへ元気な姿発信

 春の観光シーズンに向け、県と県観光連盟は3月から首都圏や関西圏など「元気です!福井県」とのメッセージを発信し、市町や観光協会と共同して記録的な大雪からの回復をPRする。28日の県議会一般質問で、議員から県のイメージ回復やあわら温泉への支援などの質問が相次ぎ、県は「あわら温泉では多数のキャンセルが発生したが、交通アクセスの回復に伴い客足が戻ってきた。元気な姿を発信する」と強調した。

 県などによると、大雪の影響であわら温泉で約1万1千人(5~14日)、越前町の民宿・旅館などで約2800人(5~13日)の予約キャンセルがあった。県観光振興課担当者は「観光地は現在、通常の状態となり、客足も平常に戻っている」とし「越前がに(ズワイガニ)や水がにの旬の味覚もある。4月以降の観光シーズンもにらみ元気な姿を発信する」と話した。

 PR策として、越前町観光連盟がキャンセル客らを対象に、3月中に連盟会員の宿泊施設や飲食施設の利用者に商品券を抽選でプレゼントする。県立恐竜博物館(勝山市)では3月3、4日に「人気アニメキャラクターのかいけつゾロリが大雪のお見舞い・激励にやってくる」と題して入館者を出迎え、巨大雪山も設置する。一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)では3月3、4日に「ミニかまくらづくり」の雪国体験などを開く。

 江端誠一郎観光営業部長は、あわら温泉のPRについて「市や市観光協会、女将の会と協力し、関西地区のラジオであわら温泉や県内各観光地への来訪を呼びかけている」と答弁。「越前・若狭の物産と観光展」(3月5日まで、大阪市)や「越前若狭の元気フェア」(3月3、4日、東京都)でもアピールして観光客の呼び戻しに全力をあげる。