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愛知県警、高齢者の安全を総合研究へ 全国に先駆け

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愛知県警、高齢者の安全を総合研究へ 全国に先駆け

 交通事故死者数の半数を占める高齢者を守ろうと、愛知県警は「高齢学」や「交通心理学」などの有識者5人前後からなる委員会を発足させ、安全対策を含む高齢者への支援を包括的に提示する「グランドデザイン」の調査研究に乗り出す。人口が多い団塊世代の高齢化をにらみ全国に先駆けた取り組みで、新年度予算案に関係費用を盛り込んだ。

 愛知県は交通事故死者数が全国ワースト。平成29年の死者数200人のうち110人(55%)が65歳以上の高齢者で、全国平均(54・7%)を上回る。県内の高齢者は16年の約180万人から40年には約222万人に増えるとされ、対策が急務だ。

 高齢者は認知機能の低下で事故を起こしやすく、被害者もけがが重くなる傾向にある。県警は、運転免許証の自主返納を呼び掛けているが、一方で、過疎地域では自家用車がなくては生活できない現実がある。

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