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松江で富士通囲碁まつり 一流棋士が公開対局

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松江で富士通囲碁まつり 一流棋士が公開対局

 一流プロ棋士が公開対局する「富士通囲碁まつり」(山陰中央テレビ主催、富士通協賛)が、松江市の松江テルサで開かれた。詰めかけた囲碁ファンたちは、軽妙な大盤解説を聞きながら、盤上で展開される静かで熱い戦いを見守った。

 山陰地方の囲碁愛好家らに楽しんでもらおうと、昭和63年から続く恒例のイベント。今回の公開対局は、竜星戦を最年少で制し、新人王にも輝いた芝野虎丸七段と、11歳6カ月の女流最年少入段記録を持ち、女流三冠を獲得した藤沢里菜三段が対戦した。男女のホープ同士の一戦は、激しい攻防の末に芝野七段が153手で中押し勝ちした。

 大盤解説は、武宮正樹九段と孔令文七段の“お馴染み”のコンビが担当。真剣な表情で次の一手を考える2人を横目に、冗談を交えたり興味深いエピソードを紹介したりしながら戦況を分かりやすく説明し、会場に詰めかけたファンたちを楽しませた。

 対局のあとは、出場棋士たちのサインなどが当たる抽選会もあり、訪れた人たちは楽しいひとときを満喫していた。

 公開対局に先立ち、プロ棋士が指導する教室「みんなの囲碁スクール」も開かれ、幼児からお年寄りまで約100人が参加。初級・中級クラスは島根県出雲市出身の桑本晋平七段が、上級・有段者クラスは孔七段が、入門者クラスは桑原陽子六段がそれぞれ講師を務めた。