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窯元の復興活動支援 鈴鹿で東北の焼き物文化紹介 コシノジュンコさんと絵付け体験

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窯元の復興活動支援 鈴鹿で東北の焼き物文化紹介 コシノジュンコさんと絵付け体験

 世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコさんと一緒に、東日本大震災から復興した窯元で焼かれたコーヒーカップに絵付けを行う体験会が25日、鈴鹿市南玉垣町のAGF鈴鹿で開かれた。抽選で選ばれた県内の親子31人が思い思いのデザインをカップに描いた。

 飲食料品メーカー、味の素AGF(東京)が東北の窯元の復興活動を平成24年から応援している「器の絆プロジェクト」の一環。これまでに窯の修復や親子陶芸体験を被災地で開いてきたが、今回は東北の焼き物文化をコーヒーカップを通して全国に紹介しようと、インスタントコーヒーなどを製造するAGF鈴鹿で企画された。

 絵付け体験は、福島県や宮城県などの4窯元とコシノジュンコさんが共同制作したコーヒーカップに、絵の具やペンを使って行われた。コシノジュンコさんは「デザインの方向性を決めたらエイッとやりましょう」などとアドバイス。母親と参加し、花や星を描いた津市八町の小学4年、今井彩友美さん(10)は「コシノジュンコさんに絵を見てもらってうれしかった。思うようにできました」と楽しそうだった。

 自らも絵付け体験に挑戦した品田英明・味の素AGF社長は「コーヒー会社ならではの支援として東北との絆を発信していけたら」と話した。

 また、体験会には鈴鹿市出身の日本を代表する走り高跳び選手で、AGF鈴鹿社員の衛藤昴(たかし)さんも参加。走り高跳びのイラストとともに、“set a new record”(新記録樹立)と東京五輪に向けた抱負を記した。