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堺事件150年 犠牲者悼み妙国寺で記念式典

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堺事件150年 犠牲者悼み妙国寺で記念式典

 慶応4(1868=明治元)年に起きた堺事件から150年がたつのを機に、23日、事件の犠牲者を悼む記念式典が堺市堺区の妙国寺で行われた。

 事件は同年2月15日、堺に上陸したフランス軍艦の将兵に対し、警備の土佐藩士が発砲、フランス兵11人が死亡した。新政府はフランスとの関係に配慮して関係者の処分を決め、土佐藩の指揮官ら11人が妙国寺で切腹した。

 式典は、地元の有志らでつくる「堺事件を語り継ぐ会」(吉田豊代表)が主催。土佐藩士の子孫のほか、堺市、高知県の関係者、市民ら約200人が出席。法要と法話の後、在京都フランス総領事館のジャン・マチュー・ボネル総領事がメッセージを寄せ、「悲惨な出来事だったが、日仏はこれを乗り越え、すばらしい関係で結ばれている。平和と友好の象徴として次世代に伝えたい」と訴えた。