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東大寺お水取りの仏前を飾るナンテン準備

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東大寺お水取りの仏前を飾るナンテン準備

 東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)(お水取り)で23日、「別火(べっか)」と呼ばれる前行で心身を清めている練行衆(れんぎょうしゅう)によってツバキの造花がつくられた「花ごしらえ」。作業が進められた同寺戒壇院の別火坊では、ナンテンや灯心も準備された。ナンテンもツバキの造花と同じく、二月堂内の仏前を飾る。

 練行衆は「テシマ」と呼ばれるござの上で、多く実の付いたナンテンを竹の串に差し込んで結びとめるなどして丹念に整えた。一方、灯心は堂内の明かりに使い、和上を務める平岡昇修さんらが切り分けるなどして準備した。

 修二会は毎年、精進潔斎(しょうじんけっさい)やこうした準備が定め通りに行われたうえで、十一面観音の前で懺悔(ざんげ)し幸福を祈る本行を迎える。