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モモの花、授粉作業始まる 岡山・勝央

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モモの花、授粉作業始まる 岡山・勝央

 勝央町石生の農業、石川里江さん(65)の温室で21日、満開となったモモの花へ、実をつけるための授粉作業が始まった。作業は今月いっぱい行われる。

 県内で唯一、温室モモの栽培に取り組む石川さんの温室3棟(計約1300平方メートル)では、「はなよめ」「日川白鳳(ひかわはくほう)」「白鳳」「おかやま夢白桃」の4種類、計20本のモモの木が植えられており、10日頃から極早生品種「はなよめ」の開花が始まった。

 日中20度前後に加温された温室内は、モモの花のピンク色に彩られ、一足早く春爛漫(らんまん)。ミツバチの授粉に加え、石川さんは、棒の先端の羽毛に花粉を付け、1つ1つの花に丁寧に人工授粉を行っていった。

 石川さんは、開花の時期を迎えるとホッとすると言い「濃いピンクの大きな花が咲いたので、甘いモモができそう」と期待を寄せている。

 収穫は4月末~5月初めの予定で、露地物より約1カ月半早く、夏の味覚が楽しめるという。