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えち鉄、専用高架に 6月24日、福井など3駅開業

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えち鉄、専用高架に 6月24日、福井など3駅開業

 北陸新幹線福井駅部(福井市)の高架を暫定利用しているえちぜん鉄道の線路が、6月24日に専用高架に切り替わる。始発から運行を開始。福井、新福井、福井口の3駅が開業する。松本通り(県道)の福井口踏切がなくなり、朝夕の交通混雑が緩和される。

 切り替えに伴い、福井駅周辺整備鉄道高架化事業促進期成同盟会が記念式典開催を計画している。平成31年度までに高架下の東西の交差道路が11カ所増えて計19カ所になる。

 えち鉄高架化工事は、県が進める福井駅付近連続立体交差事業の一環。勝山永平寺線約2・3キロと三国芦原線約0・7キロを高架化する。事業費約234億円。

 えち鉄は27年9月から新幹線福井駅部高架(約800メートル)を利用して仮線運行を開始。専用高架の工事を進めており、「線路や架線の設置が完了し、新しい福井駅舎の内装や照明などの工事が仕上げ段階に入っている」(西川一誠知事)という。三国芦原線と勝山永平寺線の専用高架への切り替え作業は、6月23日深夜から24日明け方の間に福井口駅北方付近でそれぞれ行われる。

 えち鉄の専用高架への切り替えは今秋の福井国体・全国障害者スポーツ大会前の完了を目指していた。切り替え後は、9月をめどに仮線を撤去するほか、交差道路の整備などが行われる。30年度は10億円の予算を計上する方針だ。

 切り替えが終わると、35年春の新幹線金沢-敦賀開業に向けて高架工事が本格化する。