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山口FG、福田元社長死去 突然の報に悲しみの声

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山口FG、福田元社長死去 突然の報に悲しみの声

 18日に亡くなった山口フィナンシャルグループ(FG)の元社長、福田浩一氏は地域の経済振興や、言論活動の環境整備など幅広く活躍した。訃報に地元からは、悲しみと故人をしのぶ声が上がった。

 山口県商工会議所連合会の川上康男会頭(長府製作所会長)は「政府への陳情や海外視察など、地元の活性化に向けた活動に精力的に取り組んでいた」と振り返った。ゴルフなど個人的な付き合いも深かったという。「柔和な笑顔で、山口県や下関市の将来をいつも熱く語っていた。残念でならない」と語った。

 福田氏は九州経済連合会、中国経済連合会のそれぞれ副会長を務めた。関門新ルート(下関北九州道路)の要望活動に力を注いだほか、長州「正論」懇話会の監事にも就任した。特に日本の伝統や文化を重んじる言論に理解を示した。

 下関市の前田晋太郎市長は「市議時代、怒られたこともあったが、その後は会う度に『若くて元気がいい。期待してるよ』と声をかけてくれた。昨年の市長選でも、先陣を切って支援してくれた。感謝してもしきれない」と語った。

 山口FGの吉村猛社長は「いかなる環境でも、自らの意思で行動する銀行家でありたいと発言していた姿が忘れられない。経営では堅実さと先進性を併せ持ち、私たちの道徳だった」と悼んだ。