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津山の小学生が指折り数え俳句に挑戦、楽しさ体感

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津山の小学生が指折り数え俳句に挑戦、楽しさ体感

 津山市立南小(同市昭和町)で俳句教室が開かれ、6年生23人が、五七五の十七音に苦戦しながらも、俳句づくりを楽しんだ。

 同市や周辺地域の愛好家らでつくる「綱俳句会」のメンバー5人が講師を務め、「俳句は、気持ちを表現した季節の詩」などと説明し、「うれしい、楽しい、悲しいなどのことばを使わずに表現して」とアドバイス。

 児童らは、句箋(くせん)を前に四苦八苦。友達と一緒に指を折りながら、五七五のリズムに乗せ、表現していった。

 最後は黒板に「冬のふろ 着がえるまでが コロシアム」「吉井川 冬も聞こえる ざわざわと」「おでんなべ 糸こんにゃくを おいといて」など、完成した句が張り出され、人気投票するなどして楽しんだ。

 「大晦日(おおみそか) 朝まで起きて 昼は寝る」の句を作った安尾幸(さち)さん(12)は「テレビを朝まで見て楽しかった大みそかの日を振り返った」と言い「五七五にまとめるのは難しかったけど、まだまだ作れる気がしてきた」と楽しさを体感した様子だった。

 同市では、平成21年から、同市出身の俳人、西東三鬼(さいとうさんき)(1900~62年)を顕彰する活動のひとつとして、市内小学生を対象に俳句教室を開いており、同会の永禮宣子会長(77)は「子供は、大人の感覚を超えた想像力で俳句を作ることができる」と言い「生活の中で五七五に表現する感性を磨いていってほしい」と期待を込めた。