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女子硬式野球「東近江バイオレッツ」、今春始動 活性化へ地域密着型チームに

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女子硬式野球「東近江バイオレッツ」、今春始動 活性化へ地域密着型チームに

 東近江市に今春、女子硬式野球のクラブチーム「東近江バイオレッツ」が設立されることになった。大学や高校を卒業した選手たちに活動を続ける場を提供する一方、人口減少が進む地域の活性化を図ろうと、地元の商工業者らが中心になって構想を練ってきた。新チームは今春から関西女子硬式野球連盟主催の試合に出場予定。関係者らは「地域密着型チームを目指したい」としている。

 設立準備会によると、チームは、関西女子硬式野球連盟への加盟が決定。関西各地などから18~23歳の10人の入団が決まり、総監督には元日本代表選手で京都両洋高校監督を務める上田玲氏が就任する。今春から連盟主催のトーナメント戦などに臨む予定で、当面は5月に行われる関西選手権大会が目標になる。

 チームの選手たちは原則的に同市内に居住し、働きながら活動する。地元では住居として空き家をシェアハウスに改修して提供したり、仕事先を紹介したり、米などの食料を無償提供したりして選手たちをバックアップする。入団する10人のうち5人は同市内に居住し、残りの5人は地域外から通う予定という。

 16日に開かれた第1回の設立準備会では、協力してチームを支援していくことなどを確認した。チーム発足後はファンクラブ設立なども検討しているという。

 チーム名の「バイオレッツ」は市花のムラサキから付けられ、チームカラーの赤は市木のイロハモミジの紅葉にちなんで決めた。

 チームの代表を務める東近江市商工会青年部代表の中嶋輝さんは「地域に根ざし、いずれは全国の野球少女から目標にされるチームにしたい」と話した。