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ふるさと納税にユニーク返礼 桑名市は体験型「刀剣の取り扱い」「六華苑でコスプレ」

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ふるさと納税にユニーク返礼 桑名市は体験型「刀剣の取り扱い」「六華苑でコスプレ」

 ふるさと納税の税収アップを狙って各自治体がユニークな返礼品を用意する中、桑名市が特産品などの「モノ」だけではなく体験型の「コト」を用意した。16日には全国でも例がないとみられる「刀剣の取り扱い体験」の受け付けを開始したところ“即日完売”。担当者は「ふるさと納税を機に、多くの人に桑名に足を運んでほしい」と期待している。

 刀剣の取り扱い体験は、同市に1万円以上のふるさと納税(寄付)をした人が選べる。市博物館の学芸員の指導のもと、手入れや鑑賞の仕方を学ぶというもの。3月11日の午前と午後の2回計6人限定で本物の文化財に直接手を触れられるのが売りだ。

 2月16日の午前10時から受け付けを始めたところ、「ツイッターなどで話題になっていた」(市ブランド推進課)こともあって午後0時半ごろに予約が埋まった。市では第2弾も検討するという。

 返礼品に加えるきっかけとなったのは、地域の魅力を発信するイベントを昨年10~12月に連続して開催した「桑名本物力博覧会」だった。60件以上あったイベントの中でも刀剣の取り扱い体験は「非常に好評だった」という。ふるさと納税と組み合わせれば、観光客の呼び込みにも使えると見込んだ。

 体験型としてはほかに、国の重要文化財、六華苑でプロのカメラマンによる思い出撮影(8万円以上)や、明治・大正期の文化に浸る「ハイカラさんの衣装を着て六華苑散策&Roccaでランチ」(3万円以上)も用意した。いずれも通年企画。市は「桑名に来て魅力を知ってもらえれば観光振興にもなる」と納税以外のメリットを挙げる。

 桑名市の平成28年度のふるさと納税件数は1万3841件で県内1位。納税額では真珠など高級品が多い南勢地域が上回るが、総務省の要請を受けて、これら「資産性の高い」返礼品は除外された。これからはアイデア競争になりそうだ。