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玄海原発3号機で燃料装填開始

 九州電力は16日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働に向け、原子炉に核燃料を装(そう)填(てん)する装荷作業を開始した。ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を含む193体を順次搬入し、順調に進めば21日に完了する。3月中旬から下旬とみられる再稼働の準備は大詰めに入る。

 九電によると、15日に作業の前提となる原子力規制委員会の検査を終え、準備が整った。16日は模擬燃料を使って一連の動作を確認した後、午後5時に作業を始めた。

 九電は「燃料装荷は再稼働に向けた重要な工程の一つであり、安全確保を最優先に、慎重かつ丁寧な作業に努める」とのコメントを出した。

 今後、原子炉を冷やす機能に問題がないかといった検査を進める。

 3月中旬以降に核燃料の核分裂を抑える制御棒を引き抜き原子炉を起動させ、4月にも営業運転に移る見込みだ。

 佐賀県の山口祥義知事は作業開始を受け、記者団に「緊張感を持って取り組んでもらいたい」と語った。