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【平昌五輪】片山入賞「よくやった!」 焼津でPV、150人が歓声

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【平昌五輪】
片山入賞「よくやった!」 焼津でPV、150人が歓声

 平昌五輪スノーボードハーフパイプの片山来夢(22)の出身地、焼津市の大富公民館では14日、パブリックビューイング(PV)が開かれ、市民ら約150人が決勝の中継を見守った。メダルには届かなかったが、「よくやった」と健闘をたたえ、高難度の技に挑む雄姿を目に焼き付けていた。

 会場には、市職員手作りの応援用紙製スティックをたたく音と「頑張れ」コールがこだまする。紙筒には「翔(と)べ!!誰よりも高く」の文字。県勢初の雪上競技出場選手で、前日の予選をメダル射程圏内の5位に付けた片山への期待は大きい。

 スタート前にほほ笑む片山。その表情を見た祖父の青嶋正夫さん(83)は「度胸がある」と落ち着いた様子に一安心。1回目の滑走は大技も決め85・75点の暫定4位。2回目の滑走では、着地に失敗して観客からはため息が漏れた。

 メダルへの逆転を期して最後の3回目。高さのあるエアを見せ、空高く飛び出す大技、横4回転の「フロントサイド1440」を決めると、観客は一斉に「わー」と歓声を上げ、会場の熱気はヒートアップ。精度を上げた技で得点を87・70点に伸ばし、初出場で7位入賞を果たした。

 祖母の芙美代さん(82)は「3回目はうまく滑れた。90点に届かせるのは大変」。正夫さんは「もう1回、五輪で見てみたい」と2度目の冬季五輪出場に期待を寄せていた。

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 ◆知事「心からお祝い」

 片山7位入賞を受け、川勝平太知事は同日の定例会見で「心からお祝い申し上げる」と祝福した上で、「スキーやスケートは北海道や長野など以外ではなかなか難しい。その中で初出場の片山選手は、雪がなくても本当に好きならばやれる道があると見せてくれた。焼津の応援も素晴らしかった」とたたえた。