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特別企画で誘客効果最大に 栃木県などDC控え会見 夜のイベント充実

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特別企画で誘客効果最大に 栃木県などDC控え会見 夜のイベント充実

 4~6月、19年ぶりに栃木県を対象とするJRグループの大型誘客事業「デスティネーションキャンペーン(DC)」が展開されるのを前に、県、JR東日本、東武鉄道は14日、県庁で記者会見を開き、期間中の取り組みを発表した。テレビCMやDC用に装飾した鉄道車両の運行、旅行商品など県内外で大々的なPR活動が展開される。県は、プレDCの倍以上となる276の特別企画を実施し、周知不足の解消や2次交通整備などで誘客効果を最大限に高める。(楠城泰介)

 DCでは、あしかがフラワーパークのオオフジに代表される「花」、生産量日本一のイチゴやギョーザの「食」をはじめ、「温泉」「自然」「歴史・文化」をテーマに誘客を図り、観光振興につなげる。期間中に観光客数2500万人、宿泊者数220万人を目標としている。

 特別企画では、世界遺産「日光の社寺」のライトアップや夜間特別参拝、日本遺産「史跡足利学校」の夜間特別公開、那須ハートランドいちごの森で、カクテルを片手にした「大人のいちご狩り」など夜のイベントを充実させ、滞在時間の延長や宿泊需要の拡大も図った。

 また、2次交通整備として、日光と那須の二大観光地を結ぶバス「日光・那須満喫ライナー」など各地を周遊する観光バスやシャトルバスのほか、大田原市黒羽地区でのデマンド交通の観光利用を可能にし、レンタサイクルを各地で整備するなど、観光客の幅広い移動手段を確保する。

 県によると、DCに向けて募集した「おもてなしいちご隊」の登録者数は1月31日時点で1万5291人に及び、割り引きやプレゼントが受けられる「栃木パスポート」の取り扱い施設は1千を超えたといい、機運は高まりつつある。

 福田富一知事は会見後、記者団に対し、「おいしい食、美しい花、歴史文化、心や体を癒やす温泉など観光資源がお待ちかね。各地域の観光資源を磨き上げ、練り上げて県内外、国内外のお客さまをお迎えしたい」とアピールした。