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ハンマー事故、再発防止へ 群馬県が第三者委、あす初検証

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ハンマー事故、再発防止へ 群馬県が第三者委、あす初検証

 県立藤岡中央高(藤岡市)で昨年12月、陸上競技用のハンマーがサッカー部に所属していた2年の男子生徒=当時(17)=の頭に直撃し、死亡した事故をうけ、県教育委員会は13日、事故の検証と再発防止策に関する提言を行うため、第三者委員会を設置したと発表した。設置は7日付。15日には同校で第1回検証委員会を開催する。

 事故は昨年12月20日夕に発生。サッカーグラウンドで練習を終え、後片付けをしていた2年の生徒が隣接する陸上競技部のグラウンドに立ち入り、3年の男子生徒が投げたハンマーが頭にぶつかり死亡した。ハンマーを投げた生徒は後輩の女子生徒の指導中だったが、顧問の女性教諭はグラウンドを離れ、立ち会っていなかった。

 笠原寛教育長は死亡した生徒の保護者に第三者委の設置などを伝え、「しっかり検証してほしい」との反応があったと明かした。検証の期間や回数は決まっていないが、事実経過や県の対応報告を行った後、第三者委が判断し、提言へつなげるため、少なくとも3回は検証委を開く予定。

 また、県教委は現在、部活動の安全対策に関する具体的なガイドラインを作成していないが、第三者委の意見を盛り込んだうえで作成するという。第三者委のメンバーは、部活動の事故に精通する東京学芸大教授の渡辺正樹氏や、日本陸上競技連盟理事・競技運営委員長の鈴木一弘氏ら5人。