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【平昌五輪】小平6位入賞 「次こそ金メダル取って」 地元、PVで応援 長野

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【平昌五輪】
小平6位入賞 「次こそ金メダル取って」 地元、PVで応援 長野

 ■得意の1000メートルに高まる期待

 平昌五輪第4日(12日)のスピードスケート女子1500メートルには、茅野市出身の小平奈緒(31)=相沢病院=が出場し、故郷では市役所や公民館などで親族や地元住民らが声援を送った。順位は6位にとどまったが、今季自己ベストを記録する快走に健闘をたたえる声が上がった。小平は14日、日本女子初の金メダルの期待がかかる1000メートルに挑む。(三宅真太郎)

 実家近くの南大塩公民館で開かれたパブリックビューイング(PV)。大型スクリーンに小平が登場すると、応援のスティックバルーンをたたく音が会場全体に響き渡った。

 「いけ、いけ、小平」

 会場には、小平の父、安彦さん(62)のほか、親族や地元住民ら約150人が集まった。小平のレースが始まると、興奮は絶好調に。惜しくもメダルには届かなかったが、活躍ぶりに拍手が送られた。

 安彦さんは「自分の全力が出せたという良い表情だった。次のレースにもベストなコンディションで臨んでほしい」と話していた。

 小平の親族に当たる小平紀子さん(77)は、小平が帰省した際に、バンクーバー五輪の団体追い抜き(チームパシュート)で獲得した銀メダルを触らせてもらったのが思い出という。「500メートルも1000メートルも厳しい戦いになると思うけど、奈緒ちゃんなら大丈夫。金メダルを持って帰ってきてほしい」とエールを送った。

 この日のPVでは、500メートルと1000メートルの応援のために13日から現地入りする安彦さんに、地元の子供たちによる小平へのメッセージが書き込まれた日の丸が手渡された。安彦さんは、親族や知人ら約15人で観戦に訪れるという。

 地元の市立豊平小学校、北部中学校で学びながらスケートに打ち込んだ小平。大舞台での活躍には、後輩たちも目を輝かせていた。

 小平の母校、北部中のスケート部に所属する中学1年の小平美優瑠(みゆる)さん(13)は「6位に入賞できて、自分のことのようにうれしい。次こそは金メダルを取ってほしい」と話していた。

 この日は、北部中や茅野市役所庁舎でもPVが開かれ、市役所庁舎の会場には100人以上が集まった。

 茅野市スケート協会の五味久喜理事長(53)は「長距離の選手ではないのに、かなり速いペースで滑れていた。今後に期待の持てる仕上がりだと思う」と感心した様子で話した。

 小平は14日、得意の1000メートルに挑む。