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ふなずしズラリ 好みの味は? 守山で試食会

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ふなずしズラリ 好みの味は? 守山で試食会

 ふなずしの普及に取り組む漁師や農家などでつくる「守山鮒寿司の会」が11日、守山市のライズヴィル都賀山で一般市民向けの試食会を開いた。会員らが各家庭で作ったふなずしが数種類並び、参加者らはそれぞれ食べ比べながら郷土料理の味を楽しんだ。

 ふなずしは、主に琵琶湖の固有種・ニゴロブナを塩や飯などに漬け込んで発酵させた近江の伝統食。同会はふなずしを継承して広く伝えようと、昨年6月に発足した。

 今回の試食会は、発足後初めてのイベント。さまざまなふなずしの味や米を食べ比べてもらおうと、それぞれの家庭で作ったふなずし9種類のほか、コシヒカリと近江米「みずかがみ」、日本酒などが並んだ。県内外から訪れた約50人が酒を片手にふなずしを食べ比べ、舌鼓を打っていた。

 同市の主婦、田村秀代さん(75)は「食べ比べる機会は少ないので、各家庭の味の違いがわかって楽しかった。自分でも漬けてみたい」と笑顔を見せた。

 中塚宗浩会長(62)は「多くの方に楽しんでもらえた。今後は漬け方講座を開くなどし、滋賀の伝統食を多くの方に広め、継承していけるように活動したい」と話していた。