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茨城の企業の47%、今春入社の新卒採用が計画数下回る 東京に人材流出

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茨城の企業の47%、今春入社の新卒採用が計画数下回る 東京に人材流出

 今年4月入社予定の新卒採用を計画している県内企業の約5割で採用者数が計画を下回ったことが、常陽地域研究センター(水戸市)の調査で分かった。同センターは「景気回復に伴い大手企業が採用数を増やしていることに加え、若年層の東京圏への流出などが影響している」と分析し、「県内企業の採用環境が厳しくなっている」としている。(鴨川一也)

                   

 調査は昨年12月、県内主要企業を対象に実施。334社(製造業142社、非製造業192社)の回答を取りまとめた。

 調査結果によると、新卒の「採用計画がある」と答えた企業が全体の46・0%で、このうち47・1%の企業が「採用計画数を下回った」と回答した。「計画数通り採用した」が35・7%で、「計画数より多く採用した」が10・2%だった。

 企業規模別では、従業員30人未満の企業では「採用計画数を下回った」が52・9%で、「採用計画数通り採用」は17・6%にとどまる。一方、従業員300人以上の企業になると、42・9%が「採用計画数通り採用」し、「採用計画数を下回った」は40・0%だった。30人未満の企業からは「求人を出しても、学生が応募しない」との声が多く聞かれたという。

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