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「紅白梅図屏風」など国宝3点展示 MOA美術館

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「紅白梅図屏風」など国宝3点展示 MOA美術館

展示中の国宝「紅白梅図屏風」=熱海市桃山町のMOA美術館 展示中の国宝「紅白梅図屏風」=熱海市桃山町のMOA美術館

 江戸時代中期を代表する画家、尾形光琳の最高傑作「紅白梅図屏風(びょうぶ)」がMOA美術館(熱海市桃山町)で公開されている。同館の「所蔵名品展」で、京焼の大成者・野々村仁清(にんせい)の「色絵藤花文茶壺(いろえふじはなもんちゃつぼ)」と三大手鑑の一つ「翰墨城(かんぼくじょう)」を加えた国宝3点を展示。作品保護のため毎年、熱海の梅のシーズン限定の公開となっている。

 紅白梅図屏風は二曲一双の金地を背景に白梅と紅梅を対峙(たいじ)させ、図案化された梅花や水流を配した装飾的な画面が特徴。

 会場には中国・唐時代の「樹下美人図」や奈良時代の「聖観世音菩薩立像」など約60点が並ぶ。「当館の所蔵作品のメインを展示しております。梅香漂う中、ぜひ訪れてください」と同館学芸課の大塚美貴係長。11日には学芸員による美術セミナー「尾形光琳の画業と『紅白梅図屏風』」もある。3月13日まで。【問】同館(電)0557・84・2511。