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桜に震災風化防止願い 「コープしが」が富岡町の「夜ノ森さくら」植樹

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桜に震災風化防止願い 「コープしが」が富岡町の「夜ノ森さくら」植樹

 生活協同組合「コープしが」(野洲市)は10日、同市冨波甲の本部で、福島県富岡町の「夜ノ森さくら」の植樹式を行った。コープしがでは、東日本大震災の被災者との交流イベントなどを毎年行っており、組合関係者らは「震災を忘れない」という願いを込めながら苗木を植えていた。

 富岡町は東京電力福島第1原子力発電所がある同県大熊町の南隣にあり、平成23年の原発事故後は町民の大半が町外に避難。同町は避難先でも町の桜の名所「夜ノ森の桜並木」を思い出してもらえるよう、苗木を全国に配るプロジェクトを進めている。

 植樹式では、コープふくしま(福島市)の根本茂執行役員らが苗木を寄贈し、コープしがの組合員らとともに苗木1本を植えた。約3年で花が咲く見込みで、根本執行役員は「震災と原発事故の風化防止につながってほしい」と話していた。