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福岡市にタイ総領事館 10月新設 副首相「企業進出あらゆる面で支援」

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福岡市にタイ総領事館 10月新設 副首相「企業進出あらゆる面で支援」

 タイのソムキット・チャトゥシーピタック副首相は9日、福岡市内で記者会見し、今年10月1日に同市中心部にタイ総領事館を新設すると発表した。福岡県や同県議会が開設を求めていた。

 総領事館は、ビザ(査証)発給や、同国の情報提供などを担う。職員7人の常駐を予定しており、現在、開設場所の選定を進めている。

 ソムキット氏は「総領事館開設で九州とタイのビジネスをつなげ、観光客や中小企業をタイに誘致したい。タイはハイテク企業の進出先にも向いている。九州の自動車産業や半導体事業でもタイと共同企業体を組んでやってほしい。投資などあらゆる面で支援する」と語った。

 福岡や九州と、タイの結びつきは深まっている。福岡県からは35社がタイに進出している。また、空路では福岡-バンコク間に1日2往復の定期便が飛ぶ。タイから福岡県内には、平成28年に約4万9千人が訪れた。

 ソムキット氏は「国内外の航空会社に掛け合い、いろいろなフライト便を増やしたい」とも語った。

 ソムキット氏をトップとした訪問団は、タイへの投資や観光誘致を目標に、8日に福岡入りし、安川電機(北九州市八幡西区)などを視察した。11日に帰国する。(村上智博)