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10月に鳥羽で「サケ・セレクション」 日本酒の国際コンクール、ソムリエが品評

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10月に鳥羽で「サケ・セレクション」 日本酒の国際コンクール、ソムリエが品評

 ■初の国内開催

 世界的なワイン品評会として知られる「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」に日本酒部門が新設され、10月に鳥羽市で品評会が開かれることが決まった。名称は「サケ・セレクション」で、全国の蔵元に出品してもらい欧州などのソムリエが評価。「食の神様」をまつる伊勢神宮のある伊勢志摩地域から日本酒文化を発信する。

 百五総合研究所(津市)が事務局となって品評会を開くことでCMBを運営するベルギーのメディア企業、ビノプレスと基本合意した。国際的なワイン品評会で日本酒を扱うケースはすでにあるが、日本国内で開くのは初めてという。

 百五総研によると、10月10~13日に鳥羽市内で開催。吟醸酒、純米酒など7部門を設ける。審査するのは欧州を中心に活動するソムリエで、期間中はジャーナリストも含め数十人が来日する見通し。詳細を詰め3月に正式契約を結ぶ。今後、毎年開催する方向で、2回目以降の開催地なども検討を進める。

 鳥羽市を含む伊勢志摩地域では、平成28年の伊勢志摩サミット開催による国際的な知名度の向上を、活性化につなげることが課題となっている。サケ・セレクションの開催では地元も協力する方向だ。

 CMBは毎年、各国を巡回して開催されている。今年は5月に、欧州以外では初となる中国・北京で開かれる。CMBは日本酒部門の新設にあたり昨年10月に三重県内を視察していた。