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農業支える働きに感謝 高松でミツバチ供養祭

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農業支える働きに感謝 高松でミツバチ供養祭

 蜂蜜の生産やハウス栽培の野菜・果物の花粉交配などに活躍するミツバチの供養祭「蜂魂祭」が5日、高松市国分寺町の蜂魂碑前で営まれた。香川県内の養蜂関係者ら16人がミツバチに感謝した。

 蜂魂祭は香川県養蜂組合(中田茂富組合長)が毎年、この季節に行っており今回が39回目。「訪花小天使 無尽大自然」(花に訪れるミツバチたちにより、自然は尽きることがないの意味)の文字が刻まれた高さ約4メートルの蜂魂碑に果物などを供え、手を合わせてミツバチに感謝した。

 ミツバチは花から花への訪花行動によって花粉交配を行う。県内ではイチゴなどの生産、タマネギやブロッコリーの種をとるための交配用として多くのミツバチが活躍している。またサクラ、ミカン、アカシア、ビワなどや野山の多種の蜜が集められた「百花蜜」が生産されている。

 中田組合長は「ミツバチは人間にとって非常に役立っている。ご苦労さんという気持ちです」と話した。

 今冬の寒さ続きはミツバチにとって非常に厳しい状況。例年だと卵を産む時期だが、巣箱の中でハチ同士が温度を保つため集まって動かずにいるという。中田組合長は「早く暖かくなってほしい」と願っていた。