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【語る】西日本鉄道事業創造本部・吉中美保子課長(46)「筑後という名、全国に」

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【語る】
西日本鉄道事業創造本部・吉中美保子課長(46)「筑後という名、全国に」

 「筑後という名称を全国の人に知ってもらい、興味をもってほしい」

 西日本鉄道が平成31年春に天神大牟田線で導入する新型観光列車のプロジェクトリーダーを務める。列車の名称は「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レールキッチン チクゴ)」。地域振興を目指し、筑後の名を付けた。

 列車の外観は、白地に赤いチェック柄。名称を表記するロゴをよく見ると、果物や酒など、特産物の図柄で文字を作っている。女性目線の細やかな工夫に、倉富純男社長も「かわいらしく、広く支持されると思う」と期待をかける。

 「西鉄ブランド委員会」などで、沿線活性化に寄与する事業に関わってきた。高級イチゴ「博多あまおう」のスパークリングワインや、太宰府の梅を使ったサイダーを手掛け、6次産業化に取り組んだ。

 観光列車の天井には、八女の竹を使った竹細工を使用する。「編み手が減少するなど、課題がある。(伝統工芸に)携わる方の思いを、乗客が知るきっかけになればうれしい」。地域の課題解決に寄与したいとの思いも強い。

 今後、実際の運行を想定しながら、サービス内容を具体化する。「地元で人気の列車は、海外の旅行客にも魅力的に映る。まずは地元人気を高めたい」