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俳句愛好家のファンロンパイ元EU大統領が伊賀訪問、喜びを句で表現

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俳句愛好家のファンロンパイ元EU大統領が伊賀訪問、喜びを句で表現

 俳句愛好家として知られるファンロンパイ元欧州連合(EU)大統領が5日、松尾芭蕉(ばしょう)が生まれた伊賀市を初めて訪れ、「俳句の父の生誕地」を訪れた喜びを句にしたためた。市は俳句のユネスコ無形文化遺産登録を目指しており、ファンロンパイ氏は後押しするため「キャンペーンを行う」と約束した。

 ファンロンパイ氏は伊賀市などの呼びかけで発足したユネスコ無形文化遺産登録推進協議会の名誉顧問を務めており、岡本栄・伊賀市長が1年前から、芭蕉を尊敬しているというファンロンパイ氏の伊賀訪問を呼びかけていた。

 ファンロンパイ氏は、芭蕉の弟子、服部土芳が1688年に開いた「蓑虫庵(みのむしあん)」を訪問。江戸時代の雰囲気を残す茅葺の庵や庭をめぐり、現在も句会が開かれていることに感銘を受けた様子だった。

 芭蕉直筆の短冊などを展示する芭蕉翁記念館をめぐった後、俳聖殿前の偲翁舎(しおうしゃ)で記者会見し、即興で句を詠んだ。

 The father of haiku

 Started his life long journey

 In iga,his father city  「俳句の父(芭蕉)が生涯にわたる旅を始めた」伊賀の地を、「(芭蕉の)父なる町」と詠み、その伊賀に立っている自らの喜びを表現した。