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九州新幹線長崎ルート、引き続きフル規格要望 長崎県知事3選の中村氏

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九州新幹線長崎ルート、引き続きフル規格要望 長崎県知事3選の中村氏

 4日の長崎県知事選で3選を果たした無所属現職の中村法道氏(67)=自民、公明推薦=は当選後、九州新幹線長崎ルートについて「全国の新幹線ネットワークと直結され、整備効果が最大限発現されることが最も望ましい姿だ」と述べ、改めてフル規格での整備を求めた。

 全線フル規格には、佐賀県が「地元負担がふくらむ」として反発している。中村氏はこの点について「整備手法ごとにどういった課題があるかをしっかり見極めながら、調整を進める必要がある」と述べ、佐賀県など関係機関で協議する考えを示した。

 長崎ルートについて、国土交通省は今年3月までに、フル規格やミニ新幹線方式も含めた投資効果などを調査し、与党に報告する。

 また、中村氏は国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門問題について「開門することなく、別の対策で地域の理解が得られるのであれば、われわれにとって望ましい。一刻も早い有明海の漁業環境改善に向けた取り組みを期待する」と述べた。

 農林水産省は開門しない代わりに、漁業振興基金を創設する案を提示している。佐賀県有明海漁協はこの案の受け入れ検討を始めた。