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昔懐かしの暮らし紹介 若狭歴博で日用品や道具展示

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昔懐かしの暮らし紹介 若狭歴博で日用品や道具展示

 明治から昭和30年代ごろまで使われた日用品や仕事道具などを集めた企画展「むかしの道具~くらしとしごと~」が、小浜市遠敷の県立若狭歴史博物館で開かれている。28日まで。

 電化製品に囲まれた今の生活から少し前に電気に頼らず、物を大切にする暮らしがあったことを知ってもらおうと企画。日常生活で使ったランプやあんどん、火鉢、若狭地域で盛んだった産業道具、農機具など計約140点を展示している。現在はプラスチックやシリコンで作られたものが主流の湯たんぽでは、約40~90年前はブリキや銅、陶器などが広く使われていたことを紹介。伝統産業「若狭めのう」の玉磨用具や職人の作業の様子を撮影した写真、稲の脱穀などに使われ、若狭地域で製造された「千歯扱(こ)き」など昔の道具を伝える資料も並ぶ。「若狭の正月飾り」と題したコーナーもあり、昔の床飾りなどを再現している。

 垣東敏博副館長は「年配の人は昔を懐かしんでもらい、昔の暮らしのことを家庭の話題にしてもらえたら」と話している。一般300円、高校生以下と70歳以上、障害者は無料。問い合わせは同博物館(電)0770・56・0525。