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山口県知事選は現職新人一騎打ち

 任期満了に伴う山口県知事選は4日、投開票される。一騎打ちの選挙戦だが、新人候補側が「安倍政治の流れを止める」と強く訴えたことで、県政を飛び越え、安倍晋三政権の「信任投票」の様相を呈してきた。

 知事選にはいずれも無所属で、元県教職員組合委員長の新人、熊野譲氏(64)=共産、社民推薦=と、再選を目指す現職、村岡嗣政氏(45)=自民、公明推薦=が立候補した。

 熊野氏は、ポスターに「山口をアベ県にさせない」と記すなど、「反安倍」を前面に押し出す。

 選挙事務所の吉田達彦・事務局次長は「山口は安倍政治発祥の地。知事選でその流れを止める。安倍首相と同じような県政への、不安の声を受け止めたい」と語った。安倍首相の地元、下関市を重点的に訪れているという。

 村岡陣営は、政権批判の声を吹き飛ばそうと、得票の上積みを図る。

 1月23日、下関市内で開かれた村岡氏の個人演説会には、850人が詰めかけた。村岡氏は「中小企業などの産業維新、観光振興などの大交流維新、医療・介護の充実などの生活維新。3つの維新の実現に取り組む」と訴えた。

 自民党山口県連の友田有幹事長(県議)は、「得票の目標は、前回(約28万票)を大幅に上回る40万票だ」と強調した。