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団塊世代が作る深夜番組、FM OH!「おとなの文化村」放送500回

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団塊世代が作る深夜番組、FM OH!「おとなの文化村」放送500回

 FM OH!(FM OSAKA)の日曜日の深夜番組「なにわルネサンス おとなの文化村」(月曜午前0時~)が、放送500回に到達した。青春時代、深夜ラジオに夢中だった団塊世代のおじさんたちがパーソナリティーを務め、今年は10周年という大きな節目も迎える。その原動力は、「ラジオを通じて大阪を元気にしたい!」という意気込みだ。

 同局元アナウンサーの「よっさん」こと吉川智明さんが番組プロデューサーを務め、大阪土産の販売会社会長の「ノイリン」こと野杁育郎さん(69)、家具販売会社社長の「ノグッタン」こと能口仁宏さん(61)らが平成20年7月からにぎやかなトークを展開してきた。

 吉川さんと野杁さんは、府立夕陽丘高校の放送部でともに青春時代を過ごした仲間。「大阪が元気になるようなことがしたい」と意気投合し、同じ高校出身の能口さんを巻き込んだという。

 スタジオにゲストを招いてインタビューする名物企画「なにわなピープル人物列伝」では、これまでにミステリー作家の有栖川有栖さん、講談師の旭堂南陵さん、音楽家のキダ・タローさんといった関西の著名人から、喫茶店店主やミニコミ誌編集長といった大阪の文化を支える人たちを幅広く紹介してきた。

 自然体でインタビューする姿に、ゲストから「ここだけの話なんですが…」と本音がこぼれることもある。野杁さんは「ラジオの魅力はリスナーとの距離の近さ。近所のおっちゃんのおしゃべりを聞いているような雰囲気を意識しています」と笑顔を見せる。

 スポンサーらも自前で集める自主制作番組を貫いて達成した放送500回。次は同局の周波数にちなんだ「851回」を目標にしている。野杁さんは「ゆる~く分かりやすく続けていきたい」と話している。