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文豪キャラと堺を旅して 市、人気漫画とコラボしクリアファイルなどプレゼント

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文豪キャラと堺を旅して 市、人気漫画とコラボしクリアファイルなどプレゼント

 堺ゆかりの歌人・与謝野晶子を始めとする文豪をモデルにしたキャラクターが登場する人気漫画「文豪ストレイドッグス」とのコラボキャンペーンが堺市堺区の観光施設「さかい利晶(りしょう)の杜(与謝野晶子記念館)」で行われる。3月には映画も公開されるなど若者人気は高く、市の担当者は「キャンペーンを通じて、若年層にも堺に関心を持ってもらいたい」としている。期間は2月24日~4月15日。

 堺は晶子が生まれ育った地であるほか、小説家・織田作之助が7年半を過ごし、代表作「夫婦善哉」を執筆した。文豪ストレイドッグスは、文豪をモデルとしたキャラクターたちが特殊な能力を使って活躍するアクションバトル作品で、晶子や作之助も登場することから、コラボキャンペーンを行うことになった。

 キャンペーンでは、利晶の杜や晶子が境内で遊んだとされる開口神社(堺市堺区)など7カ所をめぐると、キャラクターのオリジナル缶バッジがもらえるスタンプラリーを実施。さらに、同区にある晶子の歌碑や大阪市天王寺区にある作之助の文学碑で写真を撮って利晶の杜の受付に提示すると、オリジナルクリアファイルももらえる。

 キャンペーンにあわせ、利晶の杜では、作之助が着ていたコートや妻への思いをつづった日記、小説の構想などを記した「創作ノート」などを展示する企画展も開催される。

 コラボキャンペーンは、これまで平成28年夏と秋の計2回行われたが、期間中は若年層の来館が大幅に増え、動員数は計約7千人にのぼったという。東京や九州、海外など遠方から訪れた人も多くおり、来館者からは「与謝野晶子がどんな人物かよく分かった」「堺で和菓子を食べたりして楽しかった」などのメッセージも寄せられたという。

 市観光推進課の担当者は「漫画の公式ツイッターなどでキャンペーンの詳細を告知したら、前回よりも反応がいい。さらに多くの人に来てもらえるのでは」と期待を寄せている。

 利晶の杜は第3火曜休館。開館時間は午前9時~午後6時。有料ゾーンは大人300円、高校生200円、中学生以下100円。問い合わせは、さかい利晶の杜(電)072・260・4386。