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引退表明の重友選手、地元駅伝に出場「楽しく走れました」 岡山

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引退表明の重友選手、地元駅伝に出場「楽しく走れました」 岡山

 ■雪舞う中、沿道の声援に感謝

 今年3月末での引退を表明しているマラソン女子の元オリンピアン、重友梨佐選手(30)=天満屋=が28日、地元の岡山市内で開催された「第7回『晴れの国 岡山』駅伝競走大会」に出場し、現役最後の走りを披露した。

 大会は同市中区の百間川ランニングコース内を折り返す9区間の42・195キロで、県内市町村単位で男女混成の25チーム(岡山、倉敷市は複数)が出場。重友選手は出身地の備前市チームで、5区(6キロ)に登場した。

 タイムは20分57秒で「練習足りず」と、区間6位だったが、雪の舞う中にも「沿道の声援も多く、これまでの周りの支えに感謝しながら楽しく走れました」と終始笑顔だった。

 今後は昨年12月の引退会見と同様「まだ未定」ながらも指導者への道も選択肢にあるようで、約20年間続けてきた選手としての走りは見納めだが、市民マラソン規模の大会には「機会あれば出たい」と結んだ。

 会場を訪れていた初観戦の60代の女性は「やはりスターですね。走りの力強さが違う」と喜んでいた。

 同時間帯には自身が平成24、29年と2度優勝した大阪国際女子マラソン(産経新聞社など主催)も大阪市内で開催されており、重友選手は急いで大阪入りし、2位になった後輩の前田穂南選手(21)を慰労した。

 重友選手は興譲館高、天満屋と、駅伝の各全国大会でチーム日本一に貢献した後、24年のロンドン五輪をはじめ、2度の世界陸上にも出場した。

 28日の駅伝大会は倉敷市(児島)チームが初優勝に輝いた。