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大阪・南河内観光を台湾でPR 松原市と千早赤阪村、初のプロモーション

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大阪・南河内観光を台湾でPR 松原市と千早赤阪村、初のプロモーション

 急増するインバウンド(訪日外国人客)を取り込もうと、大阪府松原市と千早赤阪村が対策を強化している。今月中旬には、台湾で現地の旅行会社などを対象に2市村を含む南河内地域9市町村の魅力を発信する観光プロモーション活動も実施。反応は上々で、担当者は「今後の観光振興強化に期待ができる」と意気込んでいる。

 関西国際空港から国内へ多くの観光客が訪れているにもかかわらず、南河内にはほとんど足を運んでいない。こうした状況を打開するため、訪日外国人観光客数第3位(平成28年)という台湾へのプロモーションを行うことを決めた。松原市によると、南河内地域の行政が魅力を海外で発信する取り組みは初という。

 PRの対象は松原、富田林、藤井寺、羽曳野、大阪狭山、河内長野の6市、太子と河南の2町、千早赤阪村の南河内にある9市町村。日程は今月16日から18日で、松原市・沢井宏文市長と千早赤阪村・松本昌親村長を含む約15人が現地でプロモーションを行った。

 一行は17日に、訪日旅行を扱う旅行会社や雑誌社を訪れたほか、台北市内のホテルで業者向けのプレゼンテーションを実施。

 ホテルのプレゼンでは担当者が国内における南河内地域の位置を説明後、地域の見どころをPR。世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群(古市古墳群=藤井寺、羽曳野2市)、日本遺産にも認定された日本最古の官道とされる「竹内街道」(松原市ほか)、江戸時代の町並みが残る「富田林寺内町」(富田林市)などを紹介した。

 会場には台湾の旅行会社と雑誌社の32社44人が出席。参加者から「今後、ツアーのプログラムとして検討していきたい」との声も上がるなど反応は上々。松原市は「今回、(台湾で)旅行を扱う業者と関係を築くことができたので、今後もさまざまな情報発信を続けながら、南河内の魅力を発信したい」と語った。