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生誕200年、沖冠岳の書画にふれて 愛媛県美術館で江戸絵画展

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生誕200年、沖冠岳の書画にふれて 愛媛県美術館で江戸絵画展

 幕末から明治にかけて江戸画壇で人気をはせた伊予(愛媛県今治市)の画家、沖冠岳(おき・かんがく)(1817~1876年)の生誕200年を記念する「沖冠岳と江戸絵画展」が、松山市堀之内の愛媛県美術館で開かれている。3月25日まで。

 沖は郷里の今治で医師や絵師として活躍した山本雲渓に絵を学び、江戸で書画会に出入りして、人物や花鳥、山水などを精密に描写する独自の画法を確立。東京の浅草寺で大絵馬「四睡」を手がけるなど、下町の庶民に親しまれた。

 沖の絵馬は、讃岐の金刀比羅宮、広島の厳島神社、今治市の綱敷天満神社など各地に奉納されている。

 同展では、沖の作品71点のほか、同時代に活躍した谷文晁や河田小龍などの作品も公開している。

 梶岡秀一学芸員は「大都市、江戸で親しまれた書画のみやびな都市文化を再認識する機会になれば」と話している。

 問い合わせは同美術館(電)089・932・0010。