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【ZOOM東北】岩手発 被災地の後方支援拠点 “遠野モデル”視察相次ぐ

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【ZOOM東北】
岩手発 被災地の後方支援拠点 “遠野モデル”視察相次ぐ

遠野市後方支援活動検証記録誌 遠野市後方支援活動検証記録誌

 東日本大震災からまもなく7年。未曽有の津波被害を受けた三陸沿岸の被災地救援に大きな役割を果たしたのは後方支援拠点を自ら買って出た遠野市の存在だった。救援に欠かせない自衛隊、警察、消防、医療チーム、ライフライン関連企業、ボランティアがいち早く拠点を置いて被災地で活動した。震災から10日足らずの3月20日までに31の組織・団体の約3500人が集結した。“遠野モデル”として評価は高く、今も全国各地から週1回ペースの視察が舞い込んでいる。(石田征広)

                   

 “遠野モデル”を推進したのは地元出身で県職員から平成14年に初当選した本田敏秋市長だ。7年4月から2年間、県の消防防災課長を務めた。背中を押したのはその年の1月に起きた阪神大震災だった。

 その惨状は犠牲者が1万8千人を超えた明治三陸地震(1896年)、同じく2671人の昭和三陸地震(1933年)に重なった。内陸と三陸沿岸の中間にある遠野市は明治と昭和の三陸地震でも被災地救援の後方支援拠点となった。

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