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難波葱、新たな大阪名物に なにわの伝統野菜認証、祝賀会で関係者舌鼓

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難波葱、新たな大阪名物に なにわの伝統野菜認証、祝賀会で関係者舌鼓

 昨年春、府と大阪市から「なにわの伝統野菜」に認証された「難波葱(ねぎ)」を大阪の特産物としてPRしようと、大阪市内のライブハウスで「難波葱のなにわの伝統野菜新規認証祝賀会」が開かれた。難波葱を使った弁当やスイーツなど一夜限りのメニューが振る舞われ、関係者は「難波葱を新たな大阪名物に」と意気込んでいる。

 難波葱は江戸時代から、「難波といえばネギ」といわれるほど、難波の名産として知られた。葉の繊維がやわらかく、強いぬめりと香り、濃厚な甘みが特徴で、明治時代には南海難波駅周辺は難波葱の一大生産地だったという。カモ肉とネギを使った「鴨なんば」の由来になったともいわれている。

 戦後、農産物の生産性を上げるための品種改良や農地の宅地化などが進み、難波葱の生産は激減していたが、近年、食の安全性から伝統野菜を見直す動きが盛んになり、昨年4月、府と大阪市が難波葱をなにわの伝統野菜に認証したと発表した。

 祝賀会は、今回の認証を記念して大阪から情報を発信する文化活動グループ「熟塾」が企画。会場には難波葱の生産農家をはじめ「難波葱の会」や各地の伝統野菜の会など関係者ら約150人が集まり、この日のために用意された「淡路屋の特注あっちっち難波葱すき焼き弁当」や「難波葱ケーキ」などを味わった。

 その後、大阪の伝統野菜を盛り込んだ「なにわの伝統野菜河内音頭」が初披露され、会場はお祭りムードに包まれた。