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三重へU・Iターン就職を 来月大阪で交流会 県、「働きやすさ」アピール

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三重へU・Iターン就職を 来月大阪で交流会 県、「働きやすさ」アピール

 県は「働きやすさ」を前面に打ち出して、三重出身の若者らを県内企業に呼び込む取り組みを強化する。2月には広島県と共同で「U・Iターン就職交流会」を大阪市で開催。三重県の鈴木英敬知事は26日の定例記者会見で「来年度(平成30年度)以降も同様の事業を続けたい」と強調した。人手不足で採用は“売り手市場”とされる中、県内企業を側面支援する。

 鈴木知事と広島県の湯崎英彦知事はともに、育児や家族の介護と仕事の両立を支援する「イクボス」を自任しており、両県で「働き方改革」をキーワードに就職交流会を開催することで合意した。

 両県とも若者の多くが、関西や首都圏の大学に進学し、そのまま就職するという悩みを抱える。一方で「就職雑誌などの調査によると、仕事と生活の両立を重視する傾向が強まっている」(鈴木知事)ことから、働きやすさを積極的にアピールすることにした。

 三重県は、すでに県内出身者の多い関西の私大などと就職支援協定を結びUターン、Iターン就職を呼びかけている。ただ、自治体間の競争も激しくなっており、さらに個性を打ち出す必要がある。広島県と手を組むことで、若者の奪い合いになる可能性もあるが、鈴木知事は「学生により多くの選択肢を提示できる。また広島から学ぶこともあるはず」としている。

 交流会は2月24日に大阪市北区の梅田スカイビルで開催。三重の百五銀行、三重交通、エムワン、広島の広島銀行、イズミ、広島電鉄など両県が働き方改革を進める企業などとして認定している計14社が参加。両知事によるトークセッション、企業の採用担当者との座談会などを予定している。定員80人。問い合わせは運営事務局のO-GOE(おーごえ)(電)059・329・6664へ。